TECHNOLOGY技術
掛け合わせた
ダイワの技術
技術開発
TECHNOLOGY01
バルコニー
壁一体化型PCaパネル
ビルの超高層化にともない、安全性の確保がこれまで以上に重要になってきました。特に、万が一の火災発生に備え 2方向の通路確保が構造上の必要条件になっています。ダイワでは「バルコニーの床・手すり・部屋の窓壁を一体成型」したPCaパネルを開発(ʻ75.08)。安全性の向上とともに、工期の短縮、メンテナンスの減少に効果を上げました。
TECHNOLOGY02
完全乾式(フルドライ)等圧工法
フルドライ等圧工法は、 PCaパネルの取り付けと同時にレインバリアが完成する工法で、雨や風に影響されない快適な作業環境を工事の早い段階で作り上げます。ダイワが初めて実用化。すでに多数の建築現場で、完成度の高さが実証されています。
TECHNOLOGY03
SFRC (鋼繊維補強コンクリート)
SFRC (鋼繊維補強コンクリート)とは、SUS繊維 (ステンレスファイバー)を用いた繊維強化コンクリートで、曲げ強度に優れており、板厚を薄くでき製品の軽量化が可能です。SFRC (鋼繊維補強コンクリート)を使用することにより躯体量の低減を図ることができ、ホテルなどの居住スペースを有効に使え建築全体のコストダウンにつながります。
また、ALC、押出成形品、GRCの代替としての提案も可能です。
設計提案
設計者の意図するデザインを忠実に再現しながら、短工期・高品質を実現します。
現場打ちでは、実現困難な性能をPCaが保有する利点を生かし多様なニーズにお応えして提案します。
設計部門と生産部門の連携による少量多品種にも対応できる体制をとっております。
BIM導入による設計力の強化
Building Information Modelingの略語で、コンピュータ上に作成した3次元の形状情報に加え、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築することを指します。
当社では、2次元CAD→BIMへの移行を目指し、鉄筋コンクリート構造のモデリングに優れた『TeklaStructure』を2017年10月に導入し、実用化への準備を進めています。
BIMのメリット
企画・初期設計段階から施工時・完成後の全体図を想定でき、イメージの共有が図れる。
設計の早い段階で、多様な角度からのシミュレーションを行うことができ、干渉等の確認が容易になる。
これまで各プロセスで分断されていた情報を一元化することで、生産性が向上し、無駄なコストが削減できる。
3Dプリンタなどを用いて複雑な形状をした製品を立体物として造形することで、早い段階で具体的な検討を行うことができる。